いぶきの動物病院

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整形外科外来

循環器外来

「動物が正常に歩行する」というのは骨、靭帯、関節、筋肉、神経などが正しく機能して初めて可能になります。逆に、「動物が正しく歩行できない」というのは、それらが正しく機能していないということになります。正しく機能してない原因には、骨、関節の異常のほか、神経による異常、免疫による異常、腫瘍などによる異常などがあります。最近では遺伝によると考えられる先天性の異常も多く見うけられます。

こんな症状があれば早目に受診を。

  • 歩き方がぎこちない
  • ある足をかばっている
  • 走るとスキップすることがある
  • お散歩の距離が短くなってきた
  • 散歩のとき歩く速度がおそくなってきた
  • 階段を上がりたがらない
  • 突然「キャン」とどこか痛がる時がある
  • なんとなく元気がない
  • 関節を触られるのを嫌がる

犬種別なりやすい整形疾患一覧

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椎間板ヘルニアについて

椎間板ヘルニアは「緊急疾患」です!!
「当院では緊急の手術に備え、常に医療機器や手術器具を準備し、迅速な対応が可能です。」
突然歩くのを嫌がる、背中や腰を触るのを嫌がる、抱いた時に「キャン」と痛がる、
後足に力が入らない、引きずる、などの症状があれば、早急に受診して下さい。
椎間板ヘルニアかもしれません。
当院は椎間板ヘルニアの治療に積極的に取り組んでいます。

「ヘルニア」とは、体内の臓器などが、本来あるべき部位から脱出した状態を指します。
「椎間板」とは、図のように、椎骨(いわゆる背骨)と椎骨の間に存在する構造物で、
線維輪と呼ばれる線維性のカプセルとそれに囲まれる髄核と呼ばれるゼリー状の物質で構成されています。椎骨に加わる衝撃を吸収するクッション材としての役割を果たしています。「椎間板ヘルニア」はこの椎間板や中身の髄核が、脊髄神経の通る脊柱管に脱出してしまい、痛みや麻痺など様々な神経症状を起こす病気です。

正常胸腰椎図

椎間板ヘルニアの分類

椎間板へルニアは次の2つのタイプに分けられます。

ハンセンⅠ型:線維輪が破れ、中身の髄核が脊柱管に脱出するタイプです。日本で人気のダックスフントをはじめ、フレンチブル、ペキニーズ、トイプードル、ビーグル、シーズー、コーギーといった軟骨異栄養性犬種で多く報告されています。
軟骨異栄養性犬種とは軟骨に変性を起こしやすい犬種のことです。その性質から椎間板の髄核に変性が起こりやすく、本来ゼリー状の髄核が硬くなり、クッション性が低下し、結果線維輪ももろくなり破れやすくなると考えられています。

ハンセンⅡ型:椎間板に変性が起こり、椎間板自体が、脊柱管に脱出するタイプです。加齢にともなって起こることが多いので、症状も緩やかで、慢性的なことが多いです。軟骨異栄養性犬種以外の犬種や、柴犬、大型犬の老齢犬に認められることが多いです。

ヘルニア図

椎間板ヘルニアの症状と重症度分類について

ヘルニアの症状の重篤度により、5つのグレードに分けられます。
重篤度により症状は様々です。また、重篤度により治療による回復率は異なります。症状の進行は、とても早いことが多く、「昨日までグレード1だったのに、今日はグレード5まで進行している」ということもありますので注意が必要です。
内科的治療を行うのか、外科的治療(手術)が必要なのかを判断し治療方針を決定することが、とても大切です。

■グレード1 回復率:内科治療100%・外科治療100%
歩きたがらない、「キャン」と痛がる、背中を丸めて震えている
■グレード2 回復率:内科治療80%・外科治療95%
肉球ではなく足の甲で立つ、足を突っ張って歩く
■グレード3 回復率:内科治療80%・外科治療95%
後足を交差してクネクネ歩く、お尻の皮膚をつねっても痛みを感じない
■グレード4 回復率:内科治療50%・外科治療90%
後足が全く動かない、その場におしっこをしてしまう、指先をつねると痛みは感じる
■グレード5 回復率:内科治療7%・外科治療50%(24時間以内)
後足は全く動かず指先を強くつねっても痛みを感じない

急性で重度の脊髄障害をおこす椎間板ヘルニアでは脊髄の神経細胞の虚血壊死により、脊髄軟化症に陥る可能性があります。(クレード5の約5%と言われています。)発症してしまうと、治療のいかんに関わらず、2~4日で呼吸不全を起こし死に至ります。残念ながら、有効な治療法はありません。

椎間板ヘルニアの治療方法は?

大きく分けて内科的治療と外科的治療に分けられます。

■内科的治療
内科療法は脊髄の圧迫の軽度な子、症状の軽い子に対して
行われます。内科的治療の基本は安静です。
安静というのは、お散歩に行かないという程度のものではなく、
ケージレストと言って、トイレなどに出す時以外は狭いケージの中でじっとさせておく、かなり積極的な安静が必要です。安静の期間は脱出した椎間板が安定する4~6週間は必要となります。
また、内科療法では、NSAIDS(非ステロイド系消炎鎮痛剤)またはステロイドの内服やその他のお薬、レーザーなどを併用する場合があります。ただし、最も重要なのは安静で、薬物は補助的なものでしかありません。飼い主さんの中には薬は飲ませることで安心してしまい、ケージレストを守れない方がいらっしゃいます。確かに6週間ケージの中に入れておくのはかわいそうかもしれません。しかし、ケージレストが守れず
に、一生歩けなくなることもありえるかもしれません。内科療法を選択した場合は、くれぐれもケージレストを守って下さい。
また、内科療法の場合、外科療法に比べると再発率が高い(1/3に再発がみられたという報告があります)ため、グレード3、状況によっては4以上では外科手術をおすすめしています。

■外科的治療(手術)
グレード3よりも重症の場合は、手術をおすすめしています。
脊髄造影レントゲン検査にて、ヘルニア部位を診断後に実施します。圧迫部位の、椎骨の一部を削り、椎間板物質を除去します。グレードにより早期の検査や手術が必要なことも多いため、外科手術器具は常に準備しています。術後はできるだけ早期にリハビリを開始します。

正常胸腰椎図 椎間板ヘルニア(ハンセンⅠ型)に対し片側椎弓切除術を行なったところ。圧迫を受けていた脊髄が充血しているのがわかる。
術後、良好に経過しています。

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和泉市にあるアットホームな動物病院 いぶきの動物病院
〒594-0041 大阪府和泉市いぶき野2丁目9-1(駐車場8台完備)
診療時間 9:00~12:00/16:00~20:00(定休日:水曜日/日・祝日の午後)
TEL 0725-50-1000 午後診療 予約優先制
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