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動物に優しい「中医学(鍼灸・漢方)」を導入しました|獣医師が徹底解説!|大阪府和泉市のいぶきの動物病院2026/01/30
~動物の自然治癒力を高める東洋医学の力~
この度、当院のモットー「丁寧で動物に優しい診療を」に基づき、新しい治療として中医学(鍼灸・漢方)を導入いたしました!
同じ病気であっても、症状や容体、飼い主様の考え方などによって、最善の治療法は変わってきます。最新の西洋医学と伝統的な東洋医学を結合した『中西結合』治療により、患者様一人一人に寄り添った医療を模索していきます。治療の選択肢の一つとしてご活用下さい。
🐾 こんな子におすすめです
・未病(病気になる前の不調)の段階から病気になりにくい体質作り、体質改善を目指したい
・高齢になってきたので、何かケアしてあげたい
・関節が痛そう、歩くのがつらそう
・慢性的な病気や不調で薬以外の選択肢を探している、または薬の量を減らしたい
・西洋医学で治療反応が悪い、再発を繰り返す
・西洋医学では治療法はないと言われた
・症状はないけど、検査で引っかかる項目がある
・食欲不振、消化器の不調など、どこか調子が悪いが検査しても異常がない、原因が特定しにくい
・終末期・グリーフケア など
当院では、四診から東洋医学的弁証を行い動物の体質や未病などを診断し、鍼灸や漢方などにより自然治癒力を高めたり、身体全体のバランスを整えて体質改善をはかります。
当院で実施する中医学の治療
〈 鍼灸治療 〉
中医学は古代中国の医学をルーツとしています。そこでは身体を取り巻く陰陽や五蔵、気・血・津液などのバランスが崩れた状態が病気だという考え方をしています。
鍼やお灸の治療は、体内で滞っているものを流したり、低いものは上げる、高いものは下げるなど身体本来のバランスに整え、その内にある自然治癒力を高めてあげることを目的としています。
西洋医学、中医学とも別々に良い部分があります。西洋医学の治療は即効性があり、効き目が強いですが、その分副作用が問題になることがあります。鍼灸治療は副作用や苦痛が少なく、治療によって痛みがとれたり体が楽になることが特徴です。
0.1~0.3㎜の非常に細い、使い捨ての鍼を使用します。ツボ(経穴)を刺激することで、
体全体のバランスをゆるやかに整えます。体が本来持っている免疫力を回復させて痛みや神経などの身体の不調を改善します。
動物に負担が少ないように、鍼の刺激のない温灸や、鍼を使わないローラ鍼、推拿、レーザー治療を組み合わせて行うこともできます。
・鍼灸治療につきましては基本的に予約制になっております。
・ご相談、ご予約はお電話お願いいたします。
〈 漢方治療 〉
その時の動物たちの体質や症状などの状態に合わせて天然の生薬を組み合わせた漢方薬を処方します。体の中から穏やかにバランスを整え、自然治癒力を高めることを目指します。飲んでいただくタイプには錠剤やエキス剤があります。
治療への想い
中医学を取り入れることで、動物のQOL(生活の質)をより高め、「動物に優しい診療」をさらに実現できると確信しております。
西洋医学の知識と中医学の知恵を融合させ、動物とご家族にとって最良の治療を提供してまいります。ご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお声がけください。





















