0725-50-1000
ペットの健康についてのご相談は

床ずれ(褥瘡/じょくそう)2020/05/04

床ずれ(褥瘡/じょくそう)とは?

寝たきりの状態が続くと、体重のかかる部分の皮膚が長い間圧迫されて血行が悪くなり、皮膚の赤みやただれ、深い傷を生じることがあります。これを「褥瘡」といい、一般的に「床ずれ」と呼ばれています。

床ずれは皮膚のすぐ下に骨があり、寝ているときに床にあたる部分にできやすく、
具体的には図に示した部位に好発します。


(『犬と猫の老齢介護エキスパートブック』より引用)


〇床ずれになりやすい子の特徴は?

床ずれになりやすい子の特徴として、以下のようなものがあります。

・体重が重い中型〜大型犬。
・皮膚に赤みがある
・栄養状態の悪化により顔や体つきが骨ばってきた。
・食が細くなり、痩せてきた。

床ずれのリスク★
あまり動かなくなり、足腰が弱り始める。また、失禁がみられる場合もある。

床ずれのリスク★★
自力で立ち上がることができない。排泄時に腰を支えるなどの補助が必要。

床ずれのリスク★★★
歩行困難。排泄のお世話も欠かせない。いわゆる完全介護状態。

〇予防法は?

 床ずれは一度生じると治療が大変なため、
「予防に勝る治療はない」と言われています。

リスクのある子には早めの対策をしましょう。

具体的な方法をいくつかご紹介します。

1. 除圧の徹底

・こまめに寝返りを打たせる
・マッサージする
・寝床との接地面積を増やす

2. 汚れやムレから皮膚を守る

・濡れたおむつやペットシーツを放置しない
・通気性の良いムレない寝床を作る

3. 摩擦を避ける

・寝床に段やシワをつくらない
・クッションやタオルで体を固定し、足先の動きや擦れを減らす
・保護包帯や靴下をはかせる
・排泄のお世話の際に皮膚をゴシゴシこすらない

4. 全身状態を良くする
・たんぱく質や栄養素を十分含む高カロリーの食事を与える
(シニア用フード、入院患者用フードの活用)

床ずれは、献身的なお世話をしていても生じてしまうことの多い疾患です。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。



about us … いぶきの動物病院について

動物についてもっとお話ししませんか?
私たちがいぶきの動物病院です。

  • 病院について
  • 病院設備
  • スタッフ紹介
  • 動物の病気について
  • スタッフ日記
  • 関連施設リンク集

当院掲載口コミサイト

  • ipet アイペット損害保険株式会社 対応動物病院
  • どうぶつ健保対応医療機関 アニコム損害保険株式会社

対応可能な動物保険

対応可能なクレジットカード

  • 北摂夜間どうぶつ病院
  • 大阪どうぶつ夜間病院
  • 大阪府立大学の獣医の夜間病院
  • catvocate 猫専従者

いぶきの動物病院では一緒に働く仲間を募集中です。

0725-50-1000

アクセス

〒594-0041
大阪府和泉市いぶき野2丁目9-1

(駐車場8台 第2駐車場6台 完備)

診療時間
9:00~12:00/16:00~19:00
(定休日:水曜日/日・祝日の午後)

TEL 0725-50-1000 午前・午後共に 予約優先制

 
お車の場合
 

  • 岸和田市・堺市からのアクセスも便利です。
    ・泉北1号線和泉中央(いぶきの大橋)から、
     信号4つ目【いぶき野1丁目西】交差点すぐ。
    ・和泉中央駅和泉府中方面より、
     和泉中央線を和泉中央駅方面へ
     【いぶき野1丁目西】交差点すぐ。

 
公共交通利用の場合
 

  • ・「泉北高速鉄道 和泉中央駅」から
      徒歩12分 または、駅前の南海バスのりば「4番」から
      「1番:和泉府中駅行き」のバスに乗車。
      バス停「いぶき野一丁目」下車すぐ。
  • ・「JR 和泉府中駅」から、
      駅前の南海バスのりば「1番または2番」から
      「和泉中央駅行き」のバスに乗車。
      バス停「いぶき野一丁目」下車すぐ。