外耳炎に要注意!2020/09/11
愛犬・愛猫に、「耳がかゆそう」 や 「耳の匂いが臭い」などの症状はありませんか?
血が出るほど激しく耳をかいたり、しきりに頭を振っている、といった状況が続くと心配してしまいますよね…
そんなペットちゃんのお耳には外耳炎が起こっているかもしれません。
『外耳炎』は耳の入口から鼓膜の間に起こる炎症のことを言います。
外耳炎になると耳が痒くなることが多いですが、
痒がらなくても耳が熱っぽい時や汚れが目立つときは注意が必要です。
原因
細菌(ブドウ球菌)や真菌(マラセチア)の異常増殖や、
ミミダニの寄生、アトピー性皮膚炎、異物や腫瘍など様々です。
細菌や真菌はペットちゃんたちの暖かく湿った耳の中を好むため、もともと耳が蒸れやすい垂れ耳の子は特に注意が必要です。
また、ジメジメした夏場に起こりやすい病気です。
症状
こんなサインに要注意!!
✓しきりに耳をかゆがる
✓頭を振る回数が多い
✓耳の匂いが臭い
✓耳の中が赤くただれている
✓耳周りに触られることを嫌がる
予防法
外耳炎にならないためには日々の耳のケアが重要です。
”何もつけていないコットン” または ”専用の洗浄液を付けたコットン” を使って、1週間に1回ほどやさしくお耳をぬぐってあげてください。
※洗浄液以外の液体(水道水など)はお耳の中に入れないでください!
お耳に触られることに慣れてもらうことも重要です。
汚れのチェックも兼ねて、お耳に優しく触れながらコミュニケーションをとってみましょう。
おわりに
外耳炎は、ジメジメと暑いこの季節に起こりやすい病気です。
外耳炎を放置すると、かゆみや痛みのストレスから元気・食欲がなくなったり、耳が聞こえなくなってしまうこともあります。
少しでも怪しい症状がみられたら、お気軽にご相談くださいね。