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- 避妊・去勢
こんな不安や疑問はありませんか?
- 手術のメリットとデメリットは?
- いつ手術を受けるべき?
- 全身麻酔をかけても大丈夫?
- 手術の流れは?
- 術後の生活は?
避妊・去勢手術とは?
避妊手術とは、卵巣または卵巣と子宮の両方を摘出する手術です。
去勢手術とは、精巣を摘出する手術です。
望まない繁殖を防ぐだけでなく、問題行動の抑制や多くの病気の予防に効果があります。
メリット・デメリット
避妊・去勢手術の
メリット
去勢手術:マウンティング、マーキング、攻撃性を抑制します。また、前立腺肥大、精巣腫瘍などの病気を予防できます。
避妊手術:発情特有の体調の変化をなくし、子宮蓄膿症、卵巣や乳腺の腫瘍を予防できます。
避妊・去勢手術の
メリット
体質やホルモンバランスの変化により、肥満になりやすくなります。
また、手術は全身麻酔をかけて行いますが、若くて健康な子でも全身麻酔には一定のリスクがあります。
当院の避妊去勢手術のこだわり
手術中は生体モニターを使用して動物の状態を常にチェックしています
避妊手術は一般的に卵巣のみを摘出する方法と卵巣・子宮の両方を摘出する方法がありますが、どちらの術式で手術を行うかは飼い主様とご相談の上で決定しております。
動物の痛みを最小限に抑えるため、術前から鎮痛処置を施しています。
また、手術中には生体モニターを使用して常に動物の状態を把握し、麻酔記録を作成することで状態管理を行っています。
避妊・去勢手術の流れ
手術の約1週間前
全身のスクリーニング検査を行います
全身のスクリーニング検査(血液検査)を受けていただき、全身麻酔のリスクなどを評価します。(※動物の状態によってはレントゲン検査やエコー検査を併せて行う場合もあります。)
手術前日
ごはんは前日0時までに。
当日はお水もごはんも絶食で。
夜中の0時までにごはんをすませてください。お水は夜中の間も飲んでもらって構いませんが、当日の朝はお水もごはんも抜いてください。
手術当日
体調チェックの他、承諾書のご記入をしていただきます。
午前の診察時間中にお連れいただき、お預かりの際には体調のチェック、身体検査をさせていただきます。飼い主様には承諾書のご記入もお願いしておりますので、時間には余裕をもってお越しいただきますようお願いいたします。
手術前に鎮痛処置を施した後、12時~16時の間に手術を行います。
手術後
当日退院できます。(エリザベスカラーをつけて退院です。)
基本的には当日退院です。
手術終了後は麻酔の覚醒をある程度確認した後、16時前後に飼い主様に必ずご連絡いたします。そこで手術終了のご連絡とお迎えの時間の調整をさせて頂きます。
数日間、お薬を飲んでいただきますが、基本的には普段通りの生活を送っていただけます。ただし、外出してしまう猫ちゃんに関しましては抜糸までは控えていただくようお願いいたします。(傷口を舐めないように、エリザベスカラーまたはエリザベスウェアを着用していただきます)
抜糸
1〜2週間後に抜糸です。おつかれさまです。がんばったね♪
去勢手術では約1週間、避妊手術では約2週間後に抜糸を行います。抜糸は診察室内で行います。(抜糸の処置は数分で終わります。)