猫の口が臭いのは病気?|原因や治療法を解説2026/09/28

猫の口が臭いのは病気?|原因や治療法を解説
「最近愛猫の口の匂いがきつくなった」
「愛猫が口を気にしている」
「猫の口のケアをした方がいいのか分からない」
猫の飼い主さまはこのような悩みを抱えることがあるかもしれません。
猫の口が臭くなったら何か病気ではないかと心配になりますよね。
猫の口が臭いのは、もしかしたら口の中や内臓に何か病気があるサインかもしれません。
今回は、猫の口が臭くなる病気や治療法、家でできることなどを紹介していきます。
猫の飼い主さまはぜひ最後まで読んでいただき、愛猫の口のケアにお役立てください。
猫の口が臭くなる病気
猫の口が臭くなる原因となる病気は、口の中から内臓の病気までさまざまです。
今回は口の中の病気をメインに説明していきます。
猫の口が臭くなる口の中の病気を以下にあげます。
- ・歯周病
- ・口内炎
- ・口腔内腫瘍
歯周病
猫の口が臭くなる原因として多いのが、歯周病です。
猫の歯周病とは、歯垢についている細菌が原因で歯の周囲が溶けていく炎症性の疾患です。
歯周病の初期では、口臭がきつくなったり歯茎が赤くなったりします。
口内炎
猫の口内炎とは、ウイルスや細菌に対して免疫が過剰に反応してしまい、口の中の粘膜に炎症がおきる病気です。
猫の口内炎は、強い口臭と強い痛みがあるのが特徴です。
口の中の痛みによって食欲が落ちることもあります。
口腔内腫瘍
口の中に腫瘍ができてしまったときも口が臭くなることがあります。
猫で一番多い口の中の腫瘍は、扁平上皮癌という腫瘍です。
他にみられる症状としては、口の中の出血や顔の腫れなどがあります。
その他
猫の口が臭くなる内臓の病気には、糖尿病や腎臓病などがあります。
糖尿病や腎臓病は、口が臭くなる以外に、水をたくさん飲み尿の量も増えることが多いです。
このような症状が見られたら、早めに病院へ連れていき診てもらいましょう。
猫の口が臭いときの治療法
猫の口が臭いときの治療や対処法はその原因によって異なります。
ここでは口の中の病気が原因の場合の治療法を紹介していきます。
歯周病
歯周病は歯垢を減らすのが基本の治療となっていきます。
歯垢を減らす治療として、
- ・スケーリング
- ・抜歯
- ・抗菌薬
- ・口腔内善玉製剤
などがあります。
軽度であればスケーリングのみで改善することが多いです。
しかし炎症が強いときは、抗菌薬の内服や歯を抜く処置が必要になってしまいます。
口腔内善玉製剤は、歯周病予防と炎症緩和の補助として使用することがあります。
猫の歯周病は初期の段階で気づき早めに病院へ連れていってあげるのが大切です。
口内炎
猫の口内炎の治療では、基本的に抜歯を行います。
痛みや過剰な免疫反応を抑えるために内服も併用します。
口腔内腫瘍
扁平上皮癌などの腫瘍の場合は外科手術や放射線治療が一般的です。

口臭を予防するために家でできること
猫の口臭を予防するには、歯肉炎や口内炎の原因になる歯垢を減らすのが大切です。
日々の家での口のケアで、歯垢の付着を予防することができます。
猫の口のケアとして飼い主さまができることを以下にあげます。
- ・歯磨き
- ・デンタルジェル
- ・サプリメント
- ・歯磨きおやつ
毎日の歯磨きが口臭予防には大切ですが、多くの猫は歯ブラシを使った歯磨きは嫌がることが多いです。
できれば子猫のときから歯磨きに慣れさせておくのがおすすめです。
歯磨きを初めて行う際は、初めに口周りを触られることに慣れさせて、徐々に歯磨きへと移行させて行きましょう。
歯磨きが難しい猫には、猫が好むフレーバーが付いてるデンタルジェルをなめさせることなどから始めてみましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は猫の口が臭いときの原因や、治療法などを解説しました。
猫の口が臭いとき、もしかしたら口の中や内臓の病気であるサインかもしれません。
口が臭いのを放置せず、早めに病院へ連れていってあげることが早期改善にもつながります。
また、口臭予防として飼い主さまが家でできる猫の口のケアも紹介しました。
ぜひ参考にしていただき、日々の口のケアに役立てていただければ幸いです。
当院では猫の歯科診療にも力を入れています。
猫の歯や口の中のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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