- TOP
- 歯科
よくある症状
こんな症状を見落としていませんか?
- 口が臭う
- 乳歯が残ってる
- 歯がぐらついている
- 歯石が付いている
- よだれが多い
- ご飯をよくこぼす
- 歯が折れた
気になる症状があったら、なるべく早く受診しましょう。
歯科系の病気について
乳歯遺残
小〜中型犬に多く見られます。
お口の中をチェックしましょう。
永久歯が生えてきても乳歯が残っている状態を言います。小〜中型犬に多く見られ、放置しておくと歯垢・歯石が付着してしまい歯周病の原因となったり、乳歯があることによって永久歯が正常な位置に収まることができずに歯並びが悪くなり不正咬合の原因となります。
吸収病巣
はっきり原因が解明されていませんが、抜歯が推奨されます。
歯が吸収されていく(溶けていく)病気です。歯が外傷や免疫などが原因と言われることもありますが、はっきりと原因が解明されていない病気です。吸収病巣は進行病変であるため抜歯が推奨されています。
歯周病
デンタルケアの欠如による歯垢・歯石が原因になります
歯周病は歯周炎と歯肉炎のことをいい、デンタルケアの欠如や不適切なデンタルケアにより歯に付着した歯垢・歯石が原因で発症します。歯周病は歯自体ではなく歯の周囲の歯槽骨(歯を支える骨)が溶けてしまう感染症です。進行すると口臭がキツくなり、重症化すると歯が動揺し場合によっては抜けてしまいます。一度歯周病になってしまうと治療しないと治ることはありません。
破折
骨や硬いおもちゃを日常的に噛んだり、外傷により起きます。
日常的に骨や硬いおもちゃなどを噛んでいたり、外傷などが原因で起こります。破折の程度によっては露髄(神経が露出してしまう状態)が起こってしまい、歯髄内に細菌が入り込み感染症を起こして顎の骨を溶かしてしまうこともあります。状態によって歯冠修復・根幹治療・抜歯などをご提案します。歯冠修復・根幹治療では歯を失うことはないので、動物の噛む能力を維持できます。
当院の特徴
適切な麻酔処置
当院では無麻酔での歯石除去は行なっておりません。無麻酔での歯科処置は破折や下顎の骨折、歯周病の悪化などの原因となります。施術前には血液検査・レントゲンを実施し、安全な施術をさせていただきます。
歯科専用レントゲンで
精密に状態がわかる
当院では歯科用レントゲンを導入しており、歯肉の下の状態を視覚的に確認できます。またそれぞれの歯の状態を検査(動揺度、ポケットの深さ、歯肉の状態など)し、総合的に判断しそれぞれの歯に合わせた治療を実施します。
できるだけ歯を残す治療
従来の動物病院での破折や中程度の歯周病の治療は抜歯することが主体でした。しかし当院では抜髄や断髄といった歯内治療を選択していただくことが可能となっています。なるべく抜歯することなく歯を温存することが可能となっています。
診療の流れ
ご来院
受付
受付に診察券をお出しください。
初診の方は受付にお申し出ください。
問診票にご記入いただき、看護師より詳しい状況の確認などをさせていただきます。
症状やお困りごとをお伝え下さい。
診察室
毎回必ず問診・体重測定・体温測定・身体検査(視診・触診・聴診)をしっかり行います。そしてその動物の状況を説明し、処置・検査を行います。
もし治療や検査が必要であればその必要性、そして費用なども説明させて頂きます。
飼い主様に十分ご納得して頂いた上で治療・検査に進ませて頂きます。スタッフ一同、患者さまの疑問に対してしっかり、お答えすることを目指しております。
検査
血液検査、レントゲン検査、口腔内検査など
再び診察室へ
検査結果をお伝えした上で、動物の現時点での状況、予後、必要な処置、さらに精密検査が必要であるならばその必要性など、具体的にしっかり説明させて頂きます。
お会計と次回予約
治療によってお薬が必要な場合、処方します。お薬の内容、飲ませ方など診察室でご説明いたしますが、気になることがあれば受付にお申し出下さい。
ご自宅にて
ご帰宅されてからも、あらためて動物の状況、検査内容、お薬の内容・飲ませ方など気になることがあれば、お問い合わせください。