いぶきの動物病院

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動物病気コラム

受付からのお知らせ

2020-07-30

だんだんと暑くなってきましたが、

まだまだコロナが収まらず大変な時期かと思います。

当院でも引き続き換気、消毒の徹底をしております。

(換気をしているため待合が暑いかと思いますが・・・)

コロナ対策(暑さ対策)を忘れずにお過ごし下さい。

熱中症対策、始めていきましょう!

2020-07-12

 

暑い日が続いていますね。

この時期、特に気をつけなければならないのが「熱中症」です。

人と同様に、動物たちも熱中症を発症します。

今回は、わんちゃんの熱中症についてお話します。

 

◆熱中症とは?

高温多湿の状況下で体温上昇・脱水が起こることにより、

全身の機能が低下し、臓器に傷害を生じる状態のことです。

最悪の場合、死に至ることもあります。

 

◆症状

具体的には、以下のような症状がみられます。

<初期>

・体温上昇
・パンティングと呼ばれる『ハアハア』と激しい口呼吸
・耳の内側、舌や口の粘膜色がいつもより赤い
・目の充血

<中期>

・体温のさらなる上昇
・下痢や嘔吐
・落ち着きのない様子
・脈拍が速くなる
・けいれん

<末期>

・舌の色が真っ青になる(チアノーゼ)
・自ら水を飲みに行かない、食べない
・意識が朦朧としている
・横になって起き上がろうとしない、フラフラしている

 

◆どんな時にかかりやすい?

締め切った車内や室内で留守番をさせると、

中に熱がこもって熱中症のリスクが高まります。

窓を開けているから大丈夫、少しだけだからと言っても油断は禁物です!

海やキャンプなどのイベントも注意が必要です。

炎天下の中、外で長時間過ごすのは避けたほうがよいでしょう。

また、夏のお散歩やトリミングはわんちゃんを興奮させてしまい

体温を上げやすくなるため、要注意です。

 

◆熱中症にかかりやすい犬種は?

すべての犬種で熱中症にかかる可能性はありますが、

中でも下記のような特徴をもつわんちゃんは

熱中症のリスクが高いと言われています。

・パグ、フレンチブルドッグ、シーズー、ペキニーズなどの短頭種
・幼犬や高齢犬
・黒い被毛
・毛量の多い犬種
・肥満ぎみ
・持病を持っている

 

◆対処法

熱中症を疑う症状が見られた場合の応急処置をご紹介します。

最も重要なのは、「体を冷やす」ことです!

・全身に水をかける。もしくは濡らしたタオルで全身を覆う
・喉元、脇、内股に冷やしたタオルを当てる
・水を飲ませる。(ただし、無理やり飲ませるのは危険です!)
・扇風機などで風を送る

応急処置をして症状が落ち着いたとしても

臓器に傷害が残っている場合もありますので、

必ず病院を受診してください。

病院への移動中も、体を冷やすことを忘れてはいけません!

 

◆対策

熱中症は、きちんと対策すれば予防できる疾患です。

ちょっとした工夫が、わんちゃんの命を守ることにつながります!

今日からでも、対策を始めていきましょう。

・室温の調節

暑い日は必要に応じてエアコンや扇風機を使用し、
室温と湿度の調整を心がけてください。
(室温25℃、湿度50パーセントくらいに保つと良いでしょう。)
冷却マットのようなひんやりグッズを利用したり、
凍らせたペットボトルを置いておくのもおすすめです。

・お散歩、外出時

外出時は涼しい時間帯を選び、定期的に水分補給をしてあげましょう。
水は、応急処置の際にワンちゃんの体にかけるのにも役立ちます。
また、うちわや扇子も持っていくと安心です。

・車に乗せる場合

車に乗る際は事前に車内を冷やしてから乗せるようにしましょう。
また、わんちゃんだけを車内に残して離れることは絶対にやめましょう。

 

◆おわりに

熱中症対策をしっかり行い、ペットちゃん達と快適な夏を過ごしましょう。

もしも熱中症の症状が見られた場合には、ただちに応急処置を行い、

できるだけ早く病院を受診するようにしてください。

 

歯科教室④〜スケーリングしませんか?〜

2020-07-07

歯科担当の森田です(^∇^)

 

今回は歯のお話の第4回目“一歩踏み込んだお口のケアのお話(^O^)/

 

 

スケーリングって一体何?って思われる方も中にはいらっしゃると思います。

歯医者さんに行った時に歯科衛生士さんが歯石を取ってくれたりすることがあると思うのですが、ズバリその事を“スケーリング”と言います。

おうちでワンちゃん・ネコちゃんの口の中を一度覗いてみてください。

 

こんなことになっていませんか?

動物の唾液はミネラル成分が多いこととアルカリ性なので人よりも歯石が付着しすく、付着するスピードも速いです。

歯石は歯周病菌の住処となるため歯石を放置しておくと歯周病の進行を早めてしまいます。

無麻酔で歯石を取られている方もいらっしゃるかとは思うのですが、無麻酔での歯石取りは歯が折れてしまったりと大変危険です

 

当院でさせて頂くスケーリングは目に見える歯石(①)だけではありません。

歯周ポケット内に堆積した歯石(②)の除去、歯周ポケットの内側の歯肉を除去します。

その後、歯面を磨き上げます。

(①歯肉縁上歯石 ②歯肉縁下歯石)

ここで「歯肉(歯茎)も切るの!?」って思われる方もいると思います(;'∀')

歯茎自体を切るのではなく、歯肉縁下歯石(②)に接している歯肉は口腔内細菌にずっと触れているため、腐っていたり炎症を起こしているため剥がして取り除く必要があるんです。

 

歯石はあまり放置しておくと歯周病が進行してしまい歯を抜かないといけなくなる場合があります。

 

まずは一度、健診の際に獣医師に歯石の付き具合をチックしてもらってみてください。

特別なライトで歯垢・歯石のチェックをさせて頂きます。

こんな感じで歯垢や口腔内細菌の産生するガスが光ってきます(*^^*)

 

特に歯磨きなどデンタルケアができない子は一度スケーリングで歯を元の綺麗さに戻してあげましょう!!

肥満

2020-06-13

肥満とは、脂肪細胞に過剰な脂肪が蓄積している状態をいいます。

ワンちゃんでは適正体重を15%以上、ネコちゃんでは20%以上オーバーすると肥満とみなされます。現在、日本のワンちゃんとネコちゃんの3頭に1頭が「肥満」または「太り気味」と言われ、年々その数は増加傾向にあります。

肥満は様々な病気の原因となるため、普段は症状が現れなくても気づかないうちに健康に影響を与えている可能性があります。

具体的には 心臓の病気 腫瘍(がんなど)糖尿病 関節痛 などのリスクを高めることになります。

          犬のオヤツのイラスト   猫のオヤツのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 


 

 

肥満の原因

過食……高カロリーの食事をたくさん食べるペットちゃんは体重が増えやすいです。

避妊・去勢……手術をした後は、体重が増えやすい体質になります。

運動量の減少……運動量が少ないと必要なエネルギー量が減少し、太る傾向があります。

年齢……高齢になると代謝が落ち、エネルギーが余ってしまうことで、肥満に繋がります。

病気……一部のホルモンの病気などで太りやすくなることがあります。

 

 

肥満による悪影響

肥満が進行すると、様々な病気にかかったり悪化する可能性が高くなり、高齢だと特に危険です。

悪影響として例えば、関節や靭帯の病気、心臓病、糖尿病、腫瘍(がんなど)、抵抗力の低下、炎症性疾患の悪化、皮膚病 

などがあげられます。

 

 

減量法

①→食事の回数を増やす

例えば1回の食事量を減らし、1日2回だった食事を3回に増やしてみることで胃が空っぽになる時間を短くすることができ、間食が減り、本人にとってもストレスなくダイエットすることができます。

 

②→食事の見直し

ワンちゃん・ネコちゃんのダイエット向けの療法食や、年齢に合ったお食事もありますので、獣医師に相談の上で、ペットちゃんに合ったお食事を見つけましょう。

 

③→適度な運動

ワンちゃん……ワンちゃんのペースに合わせた散歩をしましょう。時間の許す限り散歩の回数を増やしたり、歩く距離を増やすなどの工夫をしましょう。

ネコちゃん……キャットタワーなど、お家で上り下りできる環境を作ってあげましょう。

 

※急激な食事制限や過度な運動、体重減少は、ワンちゃん・ネコちゃんにとって身体的にも精神的にもストレスとなってしまいます。

ペットちゃんに合ったダイエット方法を見つけるためにも、まずはお気軽にご相談ください!

 

                    満腹な犬のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや満腹な猫のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 

歯科教室③〜吸収病巣〜

2020-06-11

歯科担当の森田です(о´∀`о)

 

ムシムシする季節がやってきましたね〜U^ェ^U

 

第3弾は“吸収病巣”についてお話ししようかと思います!

 

吸収病巣という名前を聞いたことはありますか?吸収病巣とは猫に多く見られる歯の病気です。

しかし、吸収病巣になるのは猫だけでなく犬も罹患します。

 

では吸収病巣とは一体どんな病気なのでしょうか?

簡単に言うと歯が吸収されて骨に置き換わっていく病気です。3歳以上の猫で約50%が吸収病巣になっているといわれています。でも残念ながら多くの飼い主さんはこの歯の異常に気がつくことが少ないように思います。

 

ではどんな症状が起こるのでしょうか??

 

飼い主さんがよく目にする症状は

・歯ぎしりをするようになった

・食べ物をこぼすようになった

・歯磨きを嫌がるようになった

など様々です。

 

見た目で判断できる事もあるのですが、多くの場合歯科用レントゲンを撮ることで診断がつきます。

なので歯科用レントゲンを持つような歯科専門の動物病院でしか診断や治療はできません。(逆に言うとしかレントゲンを撮って初めて気付く事もあります)

 

歯の根本が溶けちゃってますよね。。。痛そう。。。(;ω;)

ちなみに一見すると虫歯っぽいですけど虫歯ではありません

 

残念ながら吸収病巣に有効な予防法はないのですが、歯ブラシなど定期的なデンタルケアや定期的な歯のクリーニングによって吸収病巣の早期発見・早期治療ができます。

治療法は基本的に抜歯になるのですが、歯冠部だけの場合なら補強して温存する事もあります。

 

もしワンちゃん・ネコちゃんが口に違和感を感じてるようなら一度相談してくださいね(о´∀`о)

歯科教室②〜歯の構造ってどんなの?〜

2020-05-21

担当の獣医師 森田です(*^ω^*)

第二弾は少しお勉強の回にしてみようかと思います_φ( ̄ー ̄ )(眠くなったらごめんなさいww)

 

みなさんのお口の歯と犬猫の歯の構造は基本的に一緒です!

…って言っても自分の歯を輪切りにしてみた人っていないですよねヽ(´o`;

 

ではでは一緒に勉強しましょう!!

 

まずは問題!下の図の①〜⑥の名前わかりますか?

 

 

 

 

じゃあ答え合わせ!!

①エナメル質

②象牙質(ぞうげしつ)

③歯髄(しずい)

④セメント質

⑤歯冠部

⑥歯根部

 

いくつ答えられましたか??

 

それではそれぞれの役割説明していきましょう( ^∀^)

①エナメル質…特徴は何と言っても身体の中で一番硬い!!骨が約70%無機質で出来ているのに対してエナメル質はなんと99%!!

でも人のエナメル質の厚みが1〜3mmなのに対して、犬では0.3〜0.5mmしかありません。

 

②象牙質(ぞうげしつ)…歯の一番体積が大きい構造です。象牙質の中には象牙細管と言われる細い管があり歯髄からの栄養が通っています。

でも逆に歯が割れたりかけたりすると、その部位から細菌が歯髄内へと侵入することがあります。

 

③歯髄(しずい)…神経や血管、リンパ管が集まっている組織です。

虫歯(う蝕)が起きて歯が痛くなるのは歯に穴が空いて神経がむき出しになってしまうからなんです!

※でもわんちゃん・猫ちゃんはあまり虫歯にはならないんですよね〜(o_o)

↑またどこかの機会に虫歯の話もしますね( ^∀^)

 

④セメント質…歯根部の象牙質を覆っている硬い組織のことをいいます。

セメント質は歯茎とがっちりくっ付いている部分です。普段は見えないですが、歯茎が痩せてきたり、歯周病が起こると見えてきてしまいます。

 

⑤歯冠部…歯の中でも口のなか(口腔内)に露出している部分を指します。

 

⑥歯根部…歯冠部よりも下のことを指して、歯茎の中の見えない歯の根っこの部分を指します。

 

歯ってただの白い塊っぽく見えるんですけど、それぞれ色々な名前と役割があるんですね!

人間同様に動物たちも歯のお手入れをしないと徐々に歯の構造が壊れてしまって、気がついた頃には歯を抜かないといけなくなる…なんて事もあります。

日々のお手入れが残存歯をどれだけ残せるかの鍵になってくるので、わんちゃん・ねこちゃんと楽しみながらデンタルケアをしていきましょう!

 

第3回はどんな内容にするか未定ですが、もしリクエストなどあれば受付スタッフか森田まで!!

 

〜森田のちょっとしたトリビア〜

歯科治療で歯に詰め物をすることがあるのですが、その時歯の色に合わせたものを使います。

歯医者さんでこういうの見たことありませんか?それぞれの歯に違和感が出ないように色合わせをしてるんですね!

ちなみに、わんちゃんたちの場合はA1と言われる明るい白色を使うことが多いです。

日本人の平均がA3(結構黄目)と言われるのでうらやまし限りです!

歯科教室①~乳歯遺残~

2020-05-08

担当の獣医師 森田です。これから何回か歯科のことを投稿していこうかと思います(*^^*)

興味がある方もない方も少しの間お付き合いください!!

 

では第1弾として今回のテーマは“乳歯遺残”です!

仔犬や仔猫をお迎えして初めてのお口のトラブルと言っても過言ではありません!!

 

まずまず犬・猫の乳歯の数を知っていますか??

 

犬で28本、猫で26本です!(結構多い!!)

 

乳歯は概ね3ヶ月くらいから抜け始め、7カ月くらいで永久歯が生えそろいます。でも、中には永久歯が生えているのに乳歯がずっと残っていることがあります。

このことを乳歯遺残といいます。

 

乳歯は上顎犬歯で永久歯が生えてきた後13週間、下顎犬歯で12週間、その他の歯では0~数日で抜けます。

乳歯遺残があると何か問題あるの?って思う方も多いと思います。

 

実はすごく問題があります。

 

乳歯遺残が2週以上続く場合、不正咬合になってしまいます。つまり咬み合わせが悪くなってしまうのです。咬み合わせが悪くなると、場合によっては下顎の犬歯が上顎に刺さってしまうなんてこともあります。

その他にも乳歯が残っていることで口の中の歯の数が正常と比べると多くなり、歯と歯の間隔が狭くなってしまい、歯垢・歯石が溜まりやすくなり歯周病の原因になってしまいます。

そのため生後6~7ヶ月を過ぎても乳歯がある場合は抜歯をおすすめしています。

あまり長い間乳歯を放置しておくと歯の位置が固定されてしまい、乳歯を抜いても永久歯が正常な位置に移動してくれないこともあります。

 

乳歯の抜歯は避妊・去勢手術の際(当院では7カ月齢)に一緒に施術することも可能です。乳歯遺残が長い場合には歯並びのことを考えて不妊手術を待つことなく抜歯をおすすめする場合もあります。

詳しくは担当獣医師やスタッフまでお気軽にお尋ねください。

 

ではでは第二弾の内容はまだ考え中ですが、近々投稿しますのでお楽しみに〜ヽ(*^ω^*)ノ

床ずれ(褥瘡/じょくそう)

2020-05-04

床ずれ(褥瘡/じょくそう)とは?

寝たきりの状態が続くと、体重のかかる部分の皮膚が長い間圧迫されて血行が悪くなり、皮膚の赤みやただれ、深い傷を生じることがあります。これを「褥瘡」といい、一般的に「床ずれ」と呼ばれています。

床ずれは皮膚のすぐ下に骨があり、寝ているときに床にあたる部分にできやすく、
具体的には図に示した部位に好発します。


(『犬と猫の老齢介護エキスパートブック』より引用)


〇床ずれになりやすい子の特徴は?

床ずれになりやすい子の特徴として、以下のようなものがあります。

・体重が重い中型〜大型犬。
・皮膚に赤みがある
・栄養状態の悪化により顔や体つきが骨ばってきた。
・食が細くなり、痩せてきた。

床ずれのリスク★
あまり動かなくなり、足腰が弱り始める。また、失禁がみられる場合もある。

床ずれのリスク★★
自力で立ち上がることができない。排泄時に腰を支えるなどの補助が必要。

床ずれのリスク★★★
歩行困難。排泄のお世話も欠かせない。いわゆる完全介護状態。

〇予防法は?

 床ずれは一度生じると治療が大変なため、
「予防に勝る治療はない」と言われています。

リスクのある子には早めの対策をしましょう。

具体的な方法をいくつかご紹介します。

1. 除圧の徹底

・こまめに寝返りを打たせる
・マッサージする
・寝床との接地面積を増やす

2. 汚れやムレから皮膚を守る

・濡れたおむつやペットシーツを放置しない
・通気性の良いムレない寝床を作る

3. 摩擦を避ける

・寝床に段やシワをつくらない
・クッションやタオルで体を固定し、足先の動きや擦れを減らす
・保護包帯や靴下をはかせる
・排泄のお世話の際に皮膚をゴシゴシこすらない

4. 全身状態を良くする
・たんぱく質や栄養素を十分含む高カロリーの食事を与える
(シニア用フード、入院患者用フードの活用)

床ずれは、献身的なお世話をしていても生じてしまうことの多い疾患です。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。



認知症

2020-05-02

○認知症ってどんな病気?

犬猫の認知症とは認知機能不全を指し、加齢に伴って脳の退行変化が原因で起こる進行性の認知機能低下から起こる行動変化を意味します。つまり老化によっていつもと違う行動をしてしまう病気です。

犬猫の認知症は人間同様に一度始まってしまうと治すことができない病気です。

 

ではどういった行動変化があるのでしょうか?

まず皆さんが最初に気づきやすいのは以下の3点だと思います。

 

  • 昼夜が逆転する。

(昼寝て、夜寝ない。)

  • 場所がわからない

(部屋の入り口を間違える。トイレの場所がわからなくなる。)

  • 徘徊する。

(同じ所をグルグル回り続ける。)

 

 

その他にもたくさんの症状が見られることがあります。

下のチェック表であてはまる症状がないかチェックしてみましょう。

 

《セルフチェック》

□怖がりになった

□よく吠えるようになった

□攻撃的になった

□おもちゃへ興味がなくなった

□昼間寝ていることが多い

□夜起きている時間が長い

□トイレを失敗するようになった

□日中ぼーっとしている時間が多くなった

□睡眠リズムが変わった

□部屋の隅で動けなくなっていることがある

 

これらの症状は犬種や性差に関係なく、犬の場合14歳以上で約40%が発症すると言われています。

しかし、上記の症状が出るからといって必ずしも認知症だとは限りません。脳腫瘍などの病気にも同じような症状が見られることがあるので、血液検査やレントゲン検査、超音波検査などを必要に応じてすることが大切です。

 また認知症は進行度にもよりますが脳が萎縮して小さくなります。脳の萎縮を確認するにはMRI検査が必要ですが、MRI検査をするには全身麻酔をする必要と実施できる施設が限られているので、ご希望の際は担当獣医師とよくご相談ください。

 

 

○治療法・対処法

認知症は発症してしまうと進行していきます。なので治療やご家族の協力が必要になります。

以下のような対処法があります。

 

  • 生活環境を整える

高齢になると目が見えにくくなったり、耳が遠くなったり、筋肉量が落ち活動量が減ります。

・模様替えをしない。

・お皿の置く位置を高くして食べやすくする。

・滑らないようにカーペットを敷く

・ベットなどの段差をなくす。(スロープをつける)

 

  • 生活リズムを整える。

・規則正しい生活をおくる。

 

  • 刺激を与える。

・散歩コースを少し変えてみる。

・飼い主から声をかける。

・知育系のおもちゃを与える。

 

  • 身体のお手入れをする。

認知症になるとトイレの失敗などで顔や身体が汚れてしまうので、身体に触れられることに慣らしておく。

 

  • サプリメント

サプリメントを使うことによって、ストレスを抑えられたり、病気の進行を防ぐ効果が期待できます。

当院でもアクティベートという商品を取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

  • 薬物療法

認知症の進行を抑えたり、ご家族の負担を少なくすることを目的でお薬を処方することもあります。お薬の処方には診察・検査が必要となってくるので担当獣医師にご相談ください。

 

 

認知症は早期発見・早期治療が重要です。そのためにも日々のワンちゃん・ネコちゃんの観察や動物病院での定期的な診察を受けましょう。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について

2020-04-30

皆さんはこの病名をご存知ですか?

おそらく聞き慣れない方が多いと思いますが、SFTSマダニによって媒介されるウイルス感染症の一つで、意外と身近な病気です。

今回は、そんなSFTSについて少しご紹介します。

 

◇どんな病気?

SFTSはウイルス感染症で、マダニに咬まれることによって感染します

人間も動物も感染し、発熱・嘔吐や腹痛などを起こし、重症化すると死に至ることもあります

下図のように、特に西日本で多く発生しています。

 

 

このように毎年マダニの被害は多く発生しており、当院でも今年に入ってから数件、ペットにマダニがついているという問い合わせを受けています

森林だけでなく公園や河原、ご自宅のお庭にも潜んでいるかもしれません。

飼い主様とともにペットちゃんも充分注意しましょう。

 

 

♢どんな対策をしたらいいの?

SFTSにはワクチンがないため、動物へのマダニの寄生を予防することが重要です。

当院ではお肉タイプやスポットタイプなど様々なタイプの予防薬を取り扱っています。

予防薬について詳しくは、病院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

 

*ちなみに・・・もしペットにマダニが寄生していたら?

マダニは動物の顔まわりや耳、背中やお腹、指の間などによく寄生します。

(図の赤丸の部分など)

寄生したマダニを適切に取るのは困難です。

見つけても決して無理に取らず、すぐに動物病院へ!

 

 

今回のコラムは以上です。

SFTSという病気を少しでも知っていただけましたら幸いです。

 

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